方針の構成要素と用語の定義

 方針を策定する際に内容として網羅すべき要素は、以下の通りです。上位方針をチームが達成すべき要素に細分化していきます。


方針の構成要素


上位方針

  ↓        ↱ 重点目標 :管理特性と目標値(結果系)

自部門/自チーム方針→ 

            ↳ 重点実施項目 → 活動項目A(お客様の視点)    →施策手段 

                    ↳  活動項目B(業務プロセスの視点) →施策手段

                    ↳  活動項目C(学習と成長の視点)  →施策手段

                     :管理特性と目標値(要因系)   :達成基準


 方針を策定するうえでよく使用する方針用語の定義と用語の具体例をあげておきます。

 ここで定義されている方針用語は、マネージャーがメンバーと会話をするうえでの共通言語です。言葉の内容が共通化されていないところに効率・効果的なコミュニケーションは存在しません。よって、まずマネージャーがメンバーに説明し、共通言語化することが重要です。 


方針を策定するうえでよく使用する方針用語の定義


重点目標:目標の中でも必ず達成されなければならない目標=期待される結果です。

     →定量化(数字で把握)されることが必要です。

重点実施項目:重点目標を達成するための施策の中で不可欠の施策です。

       →できばえをはかる尺度として管理特性・目標値が必要です。

活動項目:重点目標を達成するために不可欠の施策(重点実施項目)を構成する活動項目です。

     →お客様の視点/プロセスの視点/学習と成長の視点から幅広く検討し選択することが必要で

     す。

施策手段:目標を達成するために選ばれる手段です。

     →行動のレベルまで具体的になっていることが必要です 。

管理項目:目標達成を管理するために取り上げた項目です。

管理特性:管理項目の出来栄えをはかる評価尺度です。

     →定量化(数字で把握)できる項目設定をすることが必要です。

目標値:管理特性の目標値です。

達成基準:手段の達成度合いをはかる目標値です。

     →行動のレベルまで具体的になっていることが必要です。

     →定量化(数字で把握)できる基準設定をすることが必要です。


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